こんにちは、人生迷子ナースです。
休みの日の私の楽しみは、読書です。
カフェでゆっくり読んだり、愛犬を膝にのせて家で読んだり。
今日は、最近読んでよかった本を紹介します。
今回紹介する本:『泣くな研修医』
紹介するのは、中山祐次郎さんの小説『泣くな研修医』です。
作者の中山祐次郎さんは、現役の外科医です。
実際に医療の現場に立っている人が書いているからこそ、描かれる病院の様子や、医師たちの姿がとてもリアルなんです。
どんな本?
主人公は、なにもできない研修医。
怒られながら、泣きながら、少しずつ成長して、
命と向き合っていく物語です。
この本を手に取ったきっかけ
この本に出会ったのは、本屋さんでした。
看護師の世界には、資格を持っていても働いていない「潜在看護師」がたくさんいます。
それだけ、辞めていく人が多い仕事なんですよね。
そんな中で、ふと思ったんです。
「じゃあ、医師はどうなんだろう?」
そんなことを考えていたときに、本屋さんでこの本を見かけて、思わず手に取りました。
主人公に、自分を重ねた場面
読んでいて、いちばん胸がぎゅっとなったのは、
主人公が「免許があっても、何も知らない。なにもできない」と、涙をこらえる場面です。
国家試験に合格して、免許を手にしても、
現場に出たら、何もできない自分に打ちのめされる。
これは、看護師も同じです。
私も新人のころ、そして部署を異動したばかりのころ、
まさに同じ気持ちを味わいました。
(異動したときのことは、こちらの記事に書いています)
心に残った、先輩医師の言葉
もうひとつ心に残ったのが、先輩医師が主人公にかける言葉です。
「学生気分なら辞めろ。医者が命がけでやらなければ、患者は助からない」
…そんな意味の、厳しい言葉でした。
厳しいけれど、それが命を預かる仕事の現実なんですよね。
読みながら、背筋がピンと伸びる思いでした。
読んで感じたこと
読み終わって、改めて感じたのは、
やっぱり、命と向き合うのは過酷なことなんだ
ということです。
それは、看護師でも、医師でも同じ。
立場は違っても、命と関わる仕事の重さは変わらないんだと、再確認しました。
(命と向き合うことについては、こちらの記事にも書いています)
医師への見方が、少し変わった
この本を読んで、医師への見方も少し変わりました。
医師は、看護師以上に、たくさんの修羅場を乗り越えてきているんだろうな、と。
そう思うと同時に、正直、こうも感じました。
そんな医師と、一人の患者さんのために対等にやっていくなんて、到底無理だ…と。

尊敬と同時に、ちょっと遠い存在にも感じてしまいました。
医師との関係に悩むことがある看護師さんにも、
医師の側の世界をのぞける一冊だと思います。
医療用語のルビがおもしろい
私は看護師ですが、この本は医師の目線で書かれているので、
「わかる!」というより、新鮮に読めるところがたくさんありました。
なかでもおもしろいのが、ルビ(ふりがな)です。
ふつうの言葉に、医療用語や略語がルビとしてふられているところがあって、
医療者なら、思わずクスッとしてしまいます。

医療用語のルビを見つけるたびに、ちょっとうれしくなります(笑)
こんな人に読んでほしい
この本は、命と関わる仕事をしている、すべての人に読んでほしいです。
- 看護師さん
- 医師や、医療の仕事をしている人
- 介護や福祉の仕事をしている人
- これから医療の道に進む学生さん
特に、こんなときに読むのがおすすめです。
- 仕事で落ち込んだとき
- 新人さんとして働き始める前、働き始めたばかりのとき
- 部署を異動したばかりのとき
「つらいのは、自分だけじゃないんだ」
そう思える一冊だと思います。
続編も読んでいます
すっかりハマってしまって、今は続編の『逃げるな新人外科医』を読んでいます。
主人公がこれからどう成長していくのか、楽しみです。
私の本の選び方:本屋さんで直感
ちなみに、私の本の選び方は、本屋さんで直感です。
…なので、「よかった!」と思える本に出会えることは、なかなかありません(笑)。

直感で選んで当たったときの喜びは、くじ引きで当たったときと同じくらいです(笑)
だからこそ、この本に出会えたのは、ちょっとした幸運でした。
紙の本派?電子書籍派?
私は、断然、紙の本派です。
…でも、電子書籍のほうが安いので、しぶしぶ電子書籍で読むこともあります(笑)。
お財布との相談は、読書にもつきものです。
おわりに
命と向き合う仕事は、本当に大変です。
でも、同じように悩みながら、泣きながら頑張っている人がいる。
そう思えるだけで、少しだけ心が軽くなります。
疲れたときは、本の世界でひとやすみ。
あなたのおすすめの本も、いつか教えてくださいね。
人生迷子ナース

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