「明日も、今日と同じ日が来る」
私たちは、なんとなくそう思って生きていますよね。
こんにちは、人生迷子ナースです。
看護師として働いていると、それが当たり前じゃないことを、何度も感じます。
今日は、看護師として働く中で考えた「人の生死」のことを書いてみます。
少し重い話になりますが、読んでもらえたらうれしいです。
回復を目指す病棟では「よかった!」と思えることが多かった
以前いた病棟では、手術を受ける患者さんを多く看てきました。
その手術は、
- 回復できる見込みがあるから行う
- ごはんを食べられるようになるために行う
というケースが多かったように思います。
だから、患者さんが手術や障害を乗り越えて退院していく姿を見て、
「よかった!」
と思えることがたくさんありました。
今の現場で感じた「医療に期待しすぎているのでは?」
今の現場で働くようになって、考えるようになったことがあります。
正直に言うと、私は「みんな、医療に期待しすぎているのではないか」と感じています。
「お医者さんにかかれば、元気に家に帰れる」
「病院に来たから、これで安心」
そう思っている人が、とても多いように感じるんです。
でも、実際の医療の現場では、
- 気管切開をすることになるかもしれない
- 胃ろうになって、口から食べられなくなるかもしれない
- たくさんの薬と機械と管につながれたまま、意思の疎通もとれなくなるかもしれない
そんなことが、ご高齢の方にも起こります。
ご本人もご家族も、そのことをどこまで理解しているのだろうと、疑問に思うことがあります。
医療が発展しすぎて、「自然のまま」という選択肢が、ほとんどなくなっているようにも感じます。
もちろん、回復する希望にかけて治療していることは、看護師として理解しています。
治療を望むことが、間違いだとも思いません。
それでも、ときどき思ってしまうんです。
「ご本人の気持ちは、どこにあるんだろう」と。
ご家族の姿から感じたこと
突然の別れに直面するご家族にも、たくさん出会います。
家族の突然の死を、すぐに受け入れられる人はほとんどいません。
それは当然のことだと思います。
でも、その姿を見るたびに、
「明日が来ることは、当たり前じゃない」
と、強く感じます。
若い人が亡くなるのは、つらい
若い方が亡くなることもあります。
死ぬのに、年齢は関係ありません。
病気や事故で、若い人が突然亡くなることもあるんです。
「まだ若いから大丈夫」なんてことは、決してありません。
何度経験しても、これは本当につらいです。
慣れることはありません。
私が決めたこと:嫌なことをして死んだら、絶対に後悔する
急に命を落とすこともある。
私が働いている現場は、それを目の当たりにすることが多い場所です。
だから私は、こう思うようになりました。
「嫌なことをしている間に死ぬことがあったら、私は絶対に後悔する!」
やりたいことを「いつか」に後回しにしない。
嫌なことを、我慢し続けない。
今、看護師以外の道に挑戦しているのも、この気持ちが大きいです。
(そのことは、こちらの記事に書いています)
読んでくれたあなたへ
最後に、伝えたいことがあります。
「明日死ぬかもよ!」と思って、生きてほしい。
ちょっとドキッとする言葉かもしれません。
でも、明日が来るのは当たり前じゃないからこそ、今日を大切にしてほしいんです。
会いたい人に会う。
やりたいことをやる。
大切な人に、気持ちを伝える。
人は、いつか必ず死にます。
でも、その意識がないから、先のことを考えずにいられるのかもしれません。
そして、ぜひ一度、
「もしものとき、どこまでの治療を望むか」
を、家族と話しておいてほしいです。
それが、あなたの気持ちを守ることにつながると思います。
あなたの人生は、あなたのものです。
悔いのないように、生きていきましょう。
人生迷子ナース

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